大学生の就職率98.0%

こんにちは、ひらです。

厚生労働省より下記について発表されました。

平成28年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)についてについて紹介しています。…

 

この記事によると、就職を希望した人の就職率は4月1日時点で98.0%。
統計を始めた1997年春卒以降、過去最高を更新したそうです。

 

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僕の就職活動時期はまさに「氷河期」でした。
当時は、手紙で応募していたのですが、100枚程度は投函しました。
こうなってくると、どこで働きたい!とか意味をなさないですよね。

今でも覚えているのは、最初に書類審査で合格して会社説明会を受講したのは
大手紳士服を取り扱う企業でした。

もちろん、紳士服が大好き!アパレルが良い!なんて思いはなかったです。
たまたま、100枚投函した応募で最初に書類審査で合格しただけです。
(最終的には違う企業に勤めました。)

今、思い返すと、

自分が何をしたいか?なんて描いていませんでした。

現在の大学生は、どんな仕事をしたいとか描けているんでしょうか?

当時はバブル崩壊により景気が冷え込み、
企業の募集も大幅削られた事が背景にあります。

どちらにせよ、この数値は喜ばしい話ではないかと思います。

 

人手不足

昨今、景気が良いから人材募集が増えた?

確かに当てはまる部分もあると思いますが、
それよりも、人手不足が大きく影響しているのだと思います。

飲食店等においては人手不足で閉店を強いられるニュースもありました。

昨今の企業が人材確保に動く背景は企業によって異なるとは思いますが、
いずれにせよ、日本人の労働力減少は深刻です。

内閣府の「平成29年版高齢社会白書(概要版)」を見ても

労働力を0〜64歳として場合、
(0歳〜を含めたのは今後の労働力としたため)

2020年  8913万人
2040年  7172万人

この先20年で20%の労働力が失われるのです。
単純計算で、企業で働く40歳以上の社員が100人いたとして、
現状と同様な人材確保における活動を継続する程度では
2040年迄に20人少ない、80人しか(もしくはもっと少ない人数)
採用できていない計算になります。

そこをITを用いて補う。

その考えも有りだとは思いますが、人材確保に危機意識をもった企業が
同様にITを取り入れないわけではないのです。

 

「人」を信じてこそ会社の存続と反映

経営資源は「ヒト・モノ・カネ」そして「情報」

企業が中長期戦略を描く事において

「情報」

が加わることで、より難しくなりました。

 

「情報」は人が吸収できる情報力の10数倍毎日発信されていると言われ、、
どのような情報を入手し、その情報をどう活かしますか?

 

現時点のAIでも、その情報から新しい価値を創造するのは「人」に適わない。
よって、「人」こそ企業にとって重要なファクターなのだと私は思います。

組織である以上、期待すべきは「人と人による相乗効果」

企業は相乗効果を促進する労働環境創りが大切であり、
それこそが中長期成長戦略のひとつであるべきです。

 

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安定とは?

これからの時代、大手に就職したからと言って安定ではありません。
「1事業30年」と言う言葉がありますが、

中小企業においては、その節目は大きな問題ではありますが、
大手企業においては、その節目に会社は存続しても、
事業撤退、売却のカードがあります。

そこに所属しているのがあなただとしたら、他人事ではないですよね。

安定なんて誰も保証してくれません。

サラリーマンとして働く私自身、
「自身のミッションを粛々とこなす。」
この様な姿勢では、来るリスクにおいて自身に跳ね返ってきます。

 

「関心のあること」や「自分のセンス」を軸として、

どこでも通用する力を、さらには1人で稼ぎ出す力
身につけるために、考え行動することが大切だと思っています。

 

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