こんにちは、40代サラリーマンの”ひら”です。
「どうした?ブログとまっとるやないかい!」
と突っ込まれそうな状態ですが、
実は僕自身大きな人生の転換期を迎えており、ブログ記事を書いてる状態ではないのです!
と言うのは言い訳でネタギレです。汗
確かに人生大きな転換期は迎えているのは事実ではあります。
来年の1月より、40代にして4社目で働くことになりました。
今回は、この話ではなく…
「働き方改革」等で記事をよくお見かけする「サイボウズ」社で
オフィス見学をさせて頂く機会を頂いたので、その内容について記載します。
もちろん、サイボウズ社からの許可はいただきました。
サイボウズってどんな会社?
中小企業の方ならばサイボウズは馴染みのあるツールなのではないでしょうか?
僕の会社でも使われているグループウェアで有名です。
最近はKintoneで注目を浴びており、これが下手なSFAを導入するよりも
安くて使いやすいサービスです。
サイボウズ社は東京日本橋駅前の日本橋タワービルにオフィスを構えてます。
27Fは来場者を迎えるフロアとなっており、
入るなり一般的なオフィスとは異なる雰囲気を演出していました。
僕は仕事柄WEBマーケティングにも関わっているので、
比較的WEBマーケティングサービスを提供する会社のオフィスに共通するカジュアルな雰囲気です。
その中でも比較的コンセプトがしっかりしている印象を持ちました。
ロビーは動物園をイメージしており、各動物は製品キャラクターとの事。
しかも、サイボウズグッズなるものを販売しています。
う、売れるのか!?笑
このロビーのコンセプトは外部の方が自由に使うことのできるオープンエリアとの事です。
ただ、ビルのセキュリティが厳しく、このフロアへ気軽に入れない想定外の結果となってしまったそうです。笑
最近流行りの?ファミレス席風の場所で仕事が出来たり、
壁と向い合って集中して仕事するスペースが用意されています。
会議室は港町を命名しており、「繋がる」事を意識して命名したとのことです。
さらにはフリーで使えるキッチンもありました。
多くの方が勤められているオフィスとは全く異なる雰囲気です。
次は社員が働く28F。
もうお腹いっぱいの27Fを後にして、社員の働く28Fへ案内されます。
ここからは写真は撮れなかったのですが、
大きなフロア筒抜け状態で開発部隊のみがセキュリティ対策で鏡の壁で仕切られているだけ。
各テーブルには袖机がなく、基本紙を使わずデータ管理なので必要ないとの事です。
グループウェアやデータベースサービスを提供する会社なので当然と言えば当然です。
・会議室はガラス張り
・部長や課長も何処に座っているのかもわからないフラット感
・全く電話がなってない不思議な感覚
確かに最近のコミュニケーションは電話よりも
LINEをはじめとするSNSの方が気軽に出来る!と言う感覚から、
サイボウズ社のツールでコミュニケーションがとられているためとの事です。
開発部隊のフロアを覗かせてもらうと、
ホワイトボードに多数の付箋紙が貼られており、スクラムにて管理しているとのことです。
元々スクラム開発は会社からのトップダウンではなく、
スクラムに詳しい社員が提案し採用されたとの事です。
今ではその社員はスクラム伝道師として、複業として外部でも活躍されているとのことです。
とにかくオープン!
サイボウズ社は、社員の様々なスタイルにあわせて、様々な対応をする会社でも有名です。
週休3日、フレックス等、社員の希望に沿う。
社員から出た課題や提案があると、そこから意見を募り決まりを作っていく。
そして、今回見学させてもらって感じた「オープンな環境」。
これらに共通するのは
「社員を大切」にするという事。
サイボウズ社の給料は市場価値に基づいているとの事、
その額がどの程度かはわかりませんが、
実はお金を頑張る社員へ対価として支払う事は
一時的に効果はあっても、周りへの影響や、万一減給しなければならない時のダメージは大きいものです。
それよりも社員を大切にする。
社員が働きたくなる環境作り…
「働く喜びを提供」していると感じます。
情報化社会となった事で様々な情報が入手出来ることにより、
人の価値観も大きく変化しています。
会社においてなにか理不尽だ…と思っても、
クローズの世界で自分と向き合い、奮い立たせる時代ではなく…
なにかおかしいと思うと様々な情報を入手出来ることにより価値観の多様化が起きる今日、
多様化した価値観を受け入れることの出来る環境作りを会社には求められています。
サイボウズ社においては、その最たる対応をする1社であると言えます。
しかし、そこに至るまで多くの社員が離職した事実もあります。
会社の経営資源はヒトモノカネ、情報。
その中でも、大切な資産は「ヒト」
モノ、カネ、情報は、ヒトがコントロールする。
そのコントロール次第で大きく方向が変わるのです。
サイボウズ社の社員への配慮は
性善説を前提とし、
・新しい価値観やその多様化に応えること。
・オープン環境の提供。
大きくこの2つが
よい職場環境を導き社員の自発性を引き出しているのではないか?と感じました。
今、私達個人は会社に守ってもえる保証がない中、
あらゆることに自己責任としての判断を委ねられています。
それだけに、自分の市場価値を高めなければならず、会社をひとつと言うのはリスクでもあります。
この変革の時代において企業においても変革しなければなりません。
実際にオフィス見学すると衝撃を受けると思います。
もし、機会があればサイボウズ社を訪問してみることをおすすめします。
サイボウズ社のサイトを是非御覧ください。
アリとキリギリスと様々な虫たちが繰り広げる「ワークスタイルアニメーション」公開中。…
最後までお読みくださりありがとうございました。