職場の雰囲気
こんにちは、40代サラリーマンの”ひら”です。
あなたの職場の雰囲気はいいですか?
先日会社のホームページの社員紹介ページを更新する為、各部門1人ずつインタビューしました。
そして、営業畑で20年働き、今年からは間接業務を任され感じたこと。
間接業務の方が職場の雰囲気が良い!
(たまたまかもしれませんが…)
確かに調べてみると「営業」で、雰囲気が良い職場は少ないようです。
あなたの職場はギスギスしていませんか?
もし職場の雰囲気が悪い中で仕事をしているとしたら、何のために仕事してるのか?疑問です。
「もちろん、家族を守るため」
間違っていないと思います。
ただ、考えてみてください。
私たちは、人生において1/2~1/3は仕事をしているのです。
雰囲気の良い職場で頑張りたくないですか?
さらに、もし職場の雰囲気が良い競合がいたとしたら…脅威です。
組織として仕事をするメリットは、「物理的に人が必要」「相乗効果を期待」する点にあります。
後者の
相乗効果を期待できる職場はどんな雰囲気だと思いますか?
相乗効果は個のスキルがぶつかり合って得られる効果。個のスキルが活きている=認めあってていることが前提となります。
相乗効果が得られていないのならば、組織として最大限の力は発揮できていない。
認めあう事は、組織運営のメリットを最大化するだけでなく、職場の雰囲気もよくなります。
マズローの欲求5段階説が物語る組織運営
マズローの欲求5(6)段階説で考えてみます。
自己実現の欲求 | 「あるべき自分」になりたいと願う欲求 |
承認の欲求 | 他者から尊敬されたい、認められたいと願う欲求 |
所属と愛の欲求 | 家族や仲間、会社から受け入れられたい欲求 |
安全の欲求 | 安心・安全な暮らしへの欲求 |
生理的欲求 | 生きていくために必要な、基本的・本能的な欲求 |
マズローの欲求5段階説は、5種類の要求ではなく、階段のようにステップを踏むものとされており、
1〜4においては欠乏欲求。5は成長欲求と位置づけられています。
つまり、1〜4の欲求は、
与えてほしい欲求=与えることのできる欲求でもあります。
「承認」は与えることができる。是正を促すよりも簡単です。
承認は人が持つ欲求。
よって認め合う事=欲求が満たされる人が集まる職場です。
承認だけで職場の雰囲気が完全に良くなるとはいいません。ですが、少なからず承認しない、更には否定する職場と比較した場合、雰囲気が良くなることは容易に想像がつきますよね?
承認の種類を知ることで承認は容易に
「承認」には、
成長承認、成果承認と存在承認の3種類があると言われています。
成果承認はわかりやすいのですが、
残りの「成長」を認める事。「存在」を認める事。
これらも「承認」であると意識することで、「認める」ことは随分と簡単になります。
例えば…
「○○さん、さっきの会議の場での発言、よく勉強してるね!」
「今回の結果についての評価に感謝してます。ですが、しっかり支えてくれた△△さんが
いてく れたおかげなんです。ありがとうございます。」
どうですか?
こんなコメントが出る職場だと気持ちよく仕事できそうな感じがしませんか?
あなたが経営者、部長、課長…一般社員であっても、
職場の雰囲気を良くしたいと思えば、
「承認する」することはすぐに実行できるので、明日からでもやってみませんか?
マズローの5段階欲求説において、
承認欲求の次の欲求は、自己実現の欲求…
つまり「主体性」。
「主体的であれ!」と促す経営層や役職者は、
社員が主体的になるための環境づくりをしていますか?
コミュニケーションを促す必要性
もうあなたはお気づきかもしれませんが、
「認めること」はコミュニケーションありきです。
仕事のストレスは、上司、同僚の人間関係が上位に占めていると言われています。
厚生労働省が簡単にできるストレスチェックできるサービスがあります。
自身のストレス度合いを確認してみませんか?
「5分でできる職場のストレスセルフチェック」は効果的なセルフケアを実践するために、あなたの職場におけるストレスレベルをチ…
あなたが上司の立場なら、環境づくりは大切な仕事のひとつ。
・率先して部下とコミュニケーションをとる。
・同僚とコミュニケーションをとる。
また、
部長同士、課長同士のコミュニケーションの様子は部下にみられています。そして部下のコミュニケーション状態に反映されています。
なので、上司の立場であるなら、上司間でもコミュニケーションを促進させることは必須です。
もし、あなたが上司の立場で陰口、批判をしているのなら、職場環境は決して良い状態ではないですし、あなたの評価も高くないはずです。
ただし、持論ですが、
もし経営者なら、悪者になって社員を一致団結させるのも手段としてありだと思います。
承認環境を促すための手段については下記の記事を参照ください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。