こんにちは、40代サラリーマン、ガジェット好きの”ひら”です。
今回は、中華系ガジェットスマートウォッチ(スマートブレスレット)です。
Amazonで多くの中華系のスマートブレスレットが4000円前後の激安価格にて様々なモデルがリリースされています。
以下のリンクで確認できます。
スマートウォッチのハード差について
どれも似たような外観と性能により、どのスマートブレスレットが良いか?迷ってしまいますね。笑
正直、ハードの差はたいしてない!
微妙なハードの差があるのみです。
僕は2018年から中華製、激安スマートウォッチに興味をもち、10個購入したことにより、微妙な差が気になるようになりましたが、もし、あなたが初めて購入するとしたら、
「こういうものなんだー」
と、受け入れるのではないかと思います。
ハードの差について注目すべき点は7項目
早速、レビューしていきたいと思います。
ベルト
ベルトの長さ調整
腕時計で言う「尾錠」といわれるベルトの穴に「ツク棒」を挿れてベルトを締めるタイプとベルトの素材がゴム系やシリコン系の為、その弾性を活かして、端部にはめ込む突起をベルトの穴に押し込む2タイプが主流。
尾錠に、使い慣れた腕時計タイプを採用しない理由に着眼してみると、ワークアウトだけでなくヘルスケアデバイスとして、
常に腕に装着している事を考慮した際に極力違和感なく装着できるようにとの配慮と思われます。
ベルトは押し込む(後者)タイプがおすすめです。
懸念点としては、使用していく上でベルト部分の素材劣化によりはまらなくなる可能性がないとはいえない事。
ただ、リチウム電池の寿命を考慮すると腕時計の様に5年10年と使い続けるのは難しいと思われるので、考えすぎかもしれません。
ベルトの素材
ベルトの素材はTPUラバーを採用しているケースが多いです。
僕が入手したモデルでシリコンタイプがありましたが、
ベルト素材はTPUラバーがおすすめです。
シリコン系ベルトはスマートフォンカバーとして使ったことがある方はお分かりになるかもしれませんが、ホコリやゴミが付着しやすいです。さらに、腕に装着すると蒸れによる不快感も少々感じます。
TPU素材はシリコン系より硬い分、ホコリやゴミの付着は問題ないですし蒸れる感じはあまりしません。
ディスプレイ
OLEDとLCD
どちらがいいのか?
僕はOLEDモデルをおすすめします。
その理由はディスプレイの種類による電力消費量の差です。
単色モデルのほとんどがPM-OLEDといわれるディスプレイで、映したい文字や画像のみ電力ONにより消費します。
※一部、カラーのOLEDを採用しているモデルもあります。
カラーモデルのほとんどがLCD(液晶)といわれるディスプレイで、表示中はバックライトといわれる発光体が常に光っている状態。つまり表示したくない部分は液晶のオンオフで調整している。
よって、無駄に電力消費していまう状態となります。
スマートブレスレットは基本表示はオフ状態で、必要に応じてオンとするので、電力消費量を抑える工夫がなされているので、そこまで気にすることはないかと思いますが、電池容量同じモデルでの比較、体感でOLEDモデルの方が電池消費量は良い気がします。
確かにカラーの方が見栄えは良いかもしれませんが、先程の写真でおわかりになるかもしれませんが、そもそも表示する内容がカラーである必要がないと思います。
むしろ
解像度(ドットの細かさ)や表示エリアの大きさで選ぶのが正解。
ディスプレイサイズ
ディスプレイのインチ数は対角線ではかります。
スマートブレスレットのディスプレイ風は黒い部分の大きさは4~5cm x 2cm程度。2inch程度に見えますが…
よく見ると表示部分は小さい。
スペックにしっかり実態表示部でのインチ数が記載されてます。
※0.96インチモデルが多く、上の写真と同様になります。
解像度の高さは高ければ高いほど良いと考えてよいです。
解像度の低さにより、無理やり情報を詰め込み、線が細くて見辛い…なんて、雑な設計のモデルも正直あります。
「メールやLINEが(通知だけでなく)読めます」とうたっているモデルは
解像度が高い部類と思って良いです。
タッチパネル
スマートブレスレットの操作方法はタッチパネル仕様になります。
ただし、操作方法としては大きく2種類です。
・ディスプレイ下部にタッチセンサーが埋め込まれている。
・画面全域にタッチセンサーが埋め込まれている。
前者はタッチしてメニューを送る。なにか決定するためには3~5秒長押する。後者はモデルによって異なるが、スマートフォンライクにスライド操作できるものもあれば、送る機能しかないものがあります。
操作面で全面タッチパネルを採用したモデルの方が扱いやすいです。
厚み
写真のようにスマートブレスレットによっての厚み差はかなりあります。
薄いほうが見た目も装着感も良い。※重要!
比較しなければ、使用上この厚みは気にならないかもしれませんが、薄型化していくトレンドは必ずある中で、厚み差に気付いた時点で気になるかもしれません。
厚みのあるスマートブレスレットを装着した状態で長袖を脱ぐ際、引っかかるので一度、ベルトをはずさなければならないことがあります。
結局、多くのスマートウォッチを触ってきましたが、僕が今も使っているのはこれですね。
理由は、機能面ではフル装備ではないのですが、僕が求める機能はあり、なによりも、薄くデザイン性も高いので見た目の良さ、そして、1日中(寝ている時)着けていて気にならないことです。
形状
ディスプレイ/ベルト部の段差
ディスプレイ部分の素材はスマートフォンの様にガラスを採用せずほぼ全てのモデルがプラスチックを採用しているため、傷がつきやすいデメリットが生じます。
コストもあると思いますが、常につける意味での重量対策もあると思います。
Apple Watchは強化ガラス(スマートフォンと同等レベル)とサファイアガラスを採用した2モデルがあります。サファイアガラスは腕時計で使われているガラスで強化ガラスよりさらに丈夫です。
なぜ、その様な丈夫なガラスを採用するのか?はスマートブレスレットを使ってみてわかります。
意外にぶつけます。
プラスチックを採用しているスマートブレスレットは、写真で比較するとわかりますが、多くのモデルは左のモデルように本体部分を本体を受ける形状を伴ったベルトにはめ込むような設計になってます。
ベルトと本体部分の段差から傷がつきやすい傾向が見られます。
商品写真で見分けるのは難しいですが、右の様に段差が少ないタイプ、もしくはハードコートをうたうモデルを選択するのが望ましいかと思います。
センサー部
稀に写真のように背面部分が凸形状になるようなモデルがあります。
実は見た目の薄型化だけでなく、センサー部分が腕が確実に接触します。
背面が凸形状だと、センサーで取得する情報の精度があがります。
充電方法
僕が購入したスマートブレスレットでは充電方法は3種類ありました。
左から、
・ケーブルを使用してクリップで挟み込むタイプ。
・ケーブルを使用してマグネット式で接続するタイプ。
・ベルトを本体から外すとUSB差込部分が出てくるタイプ。
※完全にベルトを外すタイプもありますが、片側のベルトを外すタイプが主です。
コードを用意する必要のないUSB差し込み部分が出てくるタイプがメリットとしては大きいです。
4〜5日に1回程度1時間程度なので、ケーブルタイプでも、そこまで使い勝手が悪いとは感じませんが、
長期出張を伴う方は明らかにケーブル不要のUSBタイプがおすすめです。
防水・防塵性能
ほとんどのモデルが「IP67」となってます。下記の意味を持ちます。
IP 6 7
International Protection の 防塵レベル / 防水レベル
防塵レベルランク
等級 | 定義 |
0 | 特に保護されていない |
1 | 直径50mmを超える固形物(人体の手足など)が内部に侵入しない |
2 | 直径12.5mmを超える固形物(人体の指先など)が内部に侵入しない |
3 | 直径2.5mmを超える固形物が内部に侵入しない |
4 | 直径1.0mmを超える固形物が内部に侵入しない |
5 | 悪影響が生ずる程度の粉塵が内部に侵入しない |
6 | 粉塵が内部に侵入しない |
防水レベルランク
等級 | 定義 |
0 | 特に保護されていない |
1 | 鉛直に落下する水滴を受けても有害な影響がない |
2 | 鉛直から15度以内の範囲で落下する水滴を受けても有害な影響がない |
3 | 鉛直から60度以内の範囲で水滴が噴霧状に落下しても有害な影響がない |
4 | あらゆる方向から水の飛沫を受けても有害な影響がない |
5 | あらゆる方向から噴流水を受けても有害な影響がない |
6 | あらゆる方向から強い噴流水を受けても有害な影響がない |
7 | 一定の水圧で一定時間(30分間)水中に浸けても有害な影響がない |
8 | 連続的に水中に置いても有害な影響がない |
つまり「IP67」は下記の性能を意味してます。
防塵が内部に侵入せず、一定の水圧で一定時間水中に浸しても有害な影響がない。
もし「IPX7」のような「X」表記がある場合はテストをしていないという意味です。
防水テストは、常温・真水で行われてます。
「IP67」表記で「お風呂で使える」記載があった場合は、その他のテストを実施している記載がなければ、怪しいです。基本、電子デバイスは水に弱く、塩は最悪なので、海は問題外ですね。
僕は過去にiPhone7plusを海に落として、回収するまで1時間浸っていたことがありました。しかし、問題なく今も使えてます。
実は、防水性能やスマートフォンのガラスの割れは個体差があります。僕のモデルは防水性能は当たりだったのでしょうね。笑
重量・バッテリー・ジャイロセンサー
スマートブレスレットは常につけているデバイス。
寝るときもです。そうなると重量は極力軽く!が理想的です。
10モデル使ってみて、重い!と感じたモデルはありません。恐らく、差はないので気にする必要はないです。
むしろサイズ感(厚み)等の方が気になってきます。
また、バッテリーも容量が多ければ多いほどよい。しかし、基本バッテリーの容量=重量です。
バッテリーがへたってきた頃に、容量が少しでも多いほうが良かったと思うかもしれませんが、僕が確認してる段階では、充電するタイミングが毎日ではないので気になりません。
最後にジャイロセンサー。
恐らく、万歩計、睡眠状態の測定や、腕の動きでのディスプレイオンオフはジャイロセンサーを用いていると思われます。この部分は個体差がかなりあります。
しかし、確認の方法がないです。
万歩計や睡眠状態の測定においては、スマートフォンとの測定差がかなりでます。
恐らく、腕につけている分、様々な動きで反応しやすいと思います。
以上、ハードにおける7つのポイントでした。
次回以降の機能面や各モデルについてのレビューにおいて
この7つのポイントをおさえて紹介していきます。
実際に僕が使ってみた11機種をレビューした記事は下記参照ください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。