ゼネラリストとスペシャリストはどちらを目指すべきか?

こんにちは。40代サラリーマンの”ひら”です。

会社において「人を活かす」とは?

 

あなたは「会社にとって必要な人材である」と
胸を張って言えますか?


・そう言える。
・そう信じたいけれど、わからない
そうありたいけれど、まだまだ足りない


少なくとも、この様な意識がある人は
その会社にとって「いなければならない存在」と言えます。

会社にとって必要な人材は、会社の存続において貢献する人。
利益を生み出す活動及び支援を、そして努力をしている人です。

このような社員が多くいれば心強いです!

 

 

複数の人が集まって仕事をするメリットは
「物理的に複数の人が必要」か「相乗効果を導く」ことです。

 

特に後者である「相乗効果」を期待するのであれば、
会社は「人を活かす=承認する」こと考えたマネージメントを重視すべきです。

相乗効果(そうじょうこうか、シナジー、英: synergy)とは、
ある要素が他の要素と合わさる事によって単体で得られる以上の結果を上げること
引用元:Wikipedia

 

人は承認欲求を持つ生き物です。


組織として相乗効果を期待するのならば、
それぞれが承認してもらいたいと思うスキルや才能を見出し、
それらを承認及びアドバイスにより、よりそのスキルや才能を磨くように促し、
相乗効果が得られる環境づくりを推進すべきでしょう。

 

a5log

目次 1 職場の雰囲気2 マズローの欲求5段階説が物語る組織運営3 承認の種類を知ることで承認は容易に4 コミュニケーシ…

 

ヤマト運輸の元会長の小倉昌男氏は
「人事については結局、俺は何もできなかった」
と引退後に著書で語っています。

それだけ、「人」と向き合うことは難しく、
だからこそ、想定以上の結果が生まれる事があるのです。
そして、想定以上の問題に発展する事があるのです。

 

人事における雛形はありそうでない。
だからこそ、人をどの様にマネージメントするか?は
常に試行錯誤しなければならないのです。

 

あなたはゼネラリスト?スペシャリスト?

 

ビジネスやキャリア形成において、
ゼネラリストとスペシャリストと言うキーワードが出てきます。

ゼネラリストとは
広範囲な知識や技術、経験をもつ人

スペシャリストとは
特定分野に深い知識や優れた技術をもつ人

 

 

あなたはゼネラリストとスペシャリストのどちらを意識してますか?

 

例えば、期末に自身を振り返り、来期の目標設定時、
最優先項目を下記のどちらを選びますか?

 

・「私は、この部分をどうにか克服していきたい」

・「私は、この部分をさらに磨きをかけていきたい」

 

前者の意識は余程の欠如ではない限りはゼネラリスト意識が強く
後者はスペシャリストの意識が強いと捉えられます。

 

また、会社(上司)がゼネラリストとスペシャリストどちらを求めているか?

 

・「あなたは、この部分が足りないから意識して頑張って!」

・「あなたは、この部分がいいね!さらに磨きをかけて!」

 

自身のケース同様にどちらを求めているかわかりますね。

 

ところで、
あなたは部下や後輩を指導する時、
どちらのコメントが多いですか?

 

もちろん前者の克服指導も良いのですが、後者のさらなる磨きを促す事。
これはある意味、承認欲求を満たすことにもなるのです。

 

会社としてはゼネラリストもスペシャリストも必要です。

やはり判断する立場の人は、
ゼネラリストの方があらゆる角度からの精査が出来る事からも
精度の高い判断となる可能性は高いと思われます。

大手企業は他部門を経験させる人事を組んだりしますよね。
スペシャリストな社員を他部門を経験させ、ゼネラリストとしての能力をもたせる事で
判断力のある社員を育成する事はひとつの手段です。

 

ですが、世の中の流れが早いので、この手法に僕は疑問を持っています。

 

ゼネラリストとスペシャリスト、どちらが有効?

 

あなたはゼネラリストとスペシャリスト、どちらを目指しますか?
何度か当ブログでワーク・シフトについて触れています。


リンダ・グラットン著
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉


ワークシフトの考え方からは、
スペシャリストである方が有効であるとさされています。

僕もスペシャリストを目指すべきと考えています。

 

つまり、やりたいと思う仕事を極める!
※ただし、ある程度会社で仕事をする経験は必要です。思い込みでの判断はチャンスを失う可能性もあります。
 やりたくないと思っていた仕事に興味を示す可能性もあります。


スペシャリストである事は、なにもひとつの企業に囚われる必要はありません。

ココナラの様に、個人のスキルを売る事が出来る時代になってきているのです。


確かに会社においてはゼネラリストも求めますが、
このスピード社会の中で、
ゼネラリストを育成する時間は、

むしろ不足と感じる部分をスペシャリストを雇う、
スペシャリストからスキルを買う等に置き換えた方がスピードも出ます。

 

しかし、それらを簡単に職場に馴染ませるのは難しい。

 

だからこそ、
承認する文化が会社に形成されている必要なのです。

 

認め合う文化形成こそが今後の会社に求められる形
であると僕は考えています。

そして、個人としてはスペシャリストであるほうが有効であるといえます。

ですが、日本の会社は「出る杭は打たれる」文化がまだまだ多いので、
少なくともコミュニケーション能力は必要と言えますね。
ただし、あなたのスペシャリストな能力が際立っていれば、
サラリーマンを選択するのであれば転職すればいいのです。

 

あなたが40代ならば、5年後10年後を想像し、
リスクを感じるのであれば、40代の転職「活動」から現状を把握するのも手段です。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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