40代の転職の難関、書類選考をクリアさせる書類作成方法とは?

書類作成はあなたが「伝えたい」こと書くのではない

 

40代、転職活動をするとすぐに気づく
大きなハードルとなるのは「書類審査」です。

見事なまでに書類審査で不合格をくらってしまいます。

だからこそ、エージェントを有効活用することが重要にはなります。

 

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目次 1 仕事人生で追い続けるべき3つの意識2 会社都合による転職活動3 エージェント登録のタイミング4 オススメのエー…

 

しかし、エージェントを有効活用するにも書類作成は真剣に取り組むべきです。
40代に限らず全ての転職活動をする人に当てはまります。

転職活動において2つの書類は必ず提示を求められます。

①職務経歴書
②履歴書

ここで提示する2つの書類は「あなた自身の人生の要約」です。

あなたの人生の要約と考えれば、適当に書きたくないですよね?

 

「俺の人生こんなもん?」
「私の人生は数ページでは語れない」

 

今迄、生きてきた上で、仕事に絞らず
様々なあなたの素晴らしい思い出や頑張ったエピソードなど。
伝えたい事は多々あると思います。

 

ですが、ここで大切な事を忘れてはいけません。

職務経歴書や履歴書は誰に提示するもの?

つまり、相手は自分の会社の仲間としてあなたを迎えられるか?を判断するのです。

 

あなたが伝えたいことが伝わらなければ意味がありません。
相手に「伝わる」様に書類作成を努めなければなりません。

だからこそ、「自分の人生の棚卸」が必要なのです。

 

ただ実績を伝えるのではなく「強み」を伝えるのです。

 

あなたの過去に夢中になったアクティビティの実績こそが「強み」。
そのアクティビティをストレングスファインダー等の自己分析テストした「結果」。

 

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40代は仕事人生の折り返し地点。 あなたがあなたらしく仕事をする後半戦のスタートです。   目次 1 人生の棚卸は「強み…

 

これらを紐付けする事で「要約」しやすい状態が得られます。

もし、仕事面での抽出があまりできていなくても、
上記で抽出した内容のキーワードから過去の仕事を振り返ってみれば、気づきも得やすいはずです。

そして、この様な形で抽出した内容をいくつか記載することで、
それぞれに記載した内容に軸ができ、書類の内容に説得力が出ます。

 

自分の人生の棚卸を実施して「強み」を伝わるワードとすることが大切です。

 

 

職務経歴書の書き方のポイント

 

履歴書より職務経歴書は重視されます。
フォーマットはエージェントのサイトにてダウンロード出来ます。

職務経歴書は決まったフォームがないので、
自身にとって都合の良いフォーム、アピールするのにふさわしいフォームを選択します。

職務経歴書に記載する項目は大きくは下記3点

職務要約、職務経歴、自己PR

その他には、資格、PCスキル、志望動機等を記載します。

 

職務要約の書き方

 

・逆編年体で記載
・実績を数字で記載
・極力箇条書きでスッキリとまとめて記載

 

編年体ではなく逆編年体、つまり現在から遡って記載するのもテクニックのひとつです。

あなたが40代ならば、経歴は直近の方がアピールできる内容が多いのではないでしょうか?
読んでもらいたい内容を先に見てもらったほうが効果的です。

過去の方がアピールできることが多いのであれば、編年体が採用します。

 

実績は数字で示す。
これは必須です。

ポテンシャル〇円の新規市場に参画し〇人をとりまとめ。
初年度〇円の売上実績。今日、シェア〇%を確保。

成熟期の製品において、潜在課題を抽出。
コストありきの市場に対して〇年の開発期間を経て、
コスト維持で自社のシャア〇%を死守に貢献。
現在〇円の売上実績。

 

上記の例のように市場規模や競合数、シェア等は客観的に判断しやすい数値になります。
売上金額は、その金額がどれだけのものなのか判断し辛い部分もあるので注意が必要です。

 

また、全体的な記載方法としては、極力箇条書きでスッキリと。
自身の努力した部分でもありアピールしたことは多々あると思いますが、
多数の職務経歴書を見る担当者が理解しやすい記載方法を心がける必要があります。

 

 

自己PRの書き方

 

自己PRについては、自分の人生の棚卸が済んでいれば書きやすい項目です。

極力仕事に関する事を軸とした記載が、担当者に伝わりやすくなります。

趣味等で何か光る実績があるのなら、極力数字を取り入れて記載すると、
面談時にその話題になったときに和やかな雰囲気に繋がりやすくなります。

 

僕は過去に自身のバンドのCDインディーズ売上ランキング1位、
釣りの全国大会で2位の実績があるので遠慮なく記載させてもらいました。

面談者には、この部分に必ず触れてもらえました。

 

志望動機の書き方

 

志望動機については、とても書きづらい項目です。
なので、職務経歴書に項目がないものを選ぶことを推奨します。

履歴書には志望動機を記載する項目があるケースが多いので、
履歴書にまとめて記載します。履歴書の方がスペース的に埋めやすいです。

 

志望動機は実際入社してみないとわからない部分がかなりあります。

にわか仕込みの知識で作文するくらいなら、共通項を見出します。

 

例えば、業界、開発営業スタイル、求める人材像等と自身の共通項を見出し、

「~は御社に貢献できると思っております。」

とまとめる方が有効です。

 

にわか仕込みな知識で記載した痛い例は、

「御社の〇については世界的にも~」と記載。
しかし、昨年より実は苦戦しているなんて状態もありうるわけです。

このような温度差ができてしまうと相手に違和感が生まれてしまいます。

 

 

自分の棚卸を実施すれば職務経歴書や履歴書は比較的容易に書くことができます。
必ず自分の棚卸は実施してから、書類作成に挑んでください。

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