自分の棚卸⑤〜自己分析ツールと過去の実績との紐づけ

自分の人生の棚卸についての大前提を完了させるワークについて紹介しました。

 


過去の夢中になって取り組んだ実績(結果)と
自己分析ツールを用いて抽出した「強み」

これらを紐づけする作業に移ります。

この作業で自分の人生の棚卸の仕上げです。
以下、僕自身の例で実施します。

 

自己分析ツール結果と過去の実績の紐づけ事例①

 

過去夢中になって取り組んだ活動実績例

時期 20代後半
当時の夢 タワレコ等の試聴機に自分のバンドのCDが置かれること
夢中になっていた取組 バンド活動:特に作曲。自身でボツにした曲100曲以上、ミキシングでは3時間睡眠が3週間続く
達成した結果 タワレコ等の試聴機に置かれた。スタートトゥデイのオンラインショップで売上1位獲得
夢中になった理由 独自の世界観の音楽を作り出す面白さ。そして共感してくれる嬉しさ。

 

僕が考えていた当時のバンドの音作りのコンセプトは、下記3点でした。

・できるだけスローで静かな音
・できるだけ音数を減らす
・ミニマル手法を用いる


これらは何を意味しているのか?ストレングス・ファインダーの結果と照らし合わせてみます。

 

「着想」「戦略性」
日本のバンドが奏でる音としては非常に少ないからこそ、やってみたい。
そもそも、1つ目のバンドがテンポが早く、音の壁(分厚い音)サウンドに対して
真逆の音作りで2つ目のバンドでの差別化を図っている。

「最上志向」
そもそも、楽器演奏スキルは決して高くなかった。
特に僕自身はギターの演奏に時間を費やすよりも圧倒的に曲作りに時間を費やす。
つまり演奏面は弱みでもあり、音作りにおいては強みでした。
さらに、クラシック出身者がメンバーにおり、僕、そしてボーカルはヴァイオリンの経験者。
ここにバンドでありながらもクラシックアプローチを曲作りに取り入れた。
これらの「強み」を活かし独自世界をつくりあげようとした。

「活発性」
バンド演奏スキルは決して高くない。
しかし、目標である「タワレコ等の試聴機に自身のバンドのCDを置いてもらう」を達成するためには、
仕事しながらの活動の為、充分な練習を積み重ねている時間はない。
なので、ライブができる曲数が揃った時点で即ライブ活動を開始した。
本番の場数を増やすことで、本番慣れを早急に導くことに重きをおいた。

「未来志向」
目標である「タワレコ等の試聴機に自身のバンドのCDを置いてもらう」を達成させるためにも、
1つ目のバンドで培った僕自身の人脈等を活かし
僕自身の曲の差別化したアレンジ力を信じていた。

 

 

自己分析ツール結果と過去の実績の紐づけ事例②

 

過去夢中になって取り組んだ活動実績例

時期 40代
当時の夢 社員それぞれが認め合って相乗効果が得られる風土創り
夢中になっていた取組 戦略室及び独自提案で矢面に立って率先してマーケティングや風土創りを実施
達成した結果 マーケティングにて分析及び方向性の提示。表彰制度改革。失敗事業の検証等
夢中になった理由 スルーされていた課題と向き合わなければ、今後の会社リスク=自分のリスクとなる。よって自分ができることをやらなければならないと思った。

 

僕が考えていた当時、戦略室、個人的な行動に基づく考えは

・悪しき文化の排除。否定ではなく認める文化作り
・それぞれの「強み」を活かした組織作り
・マーケティング理論を積極的に取り入れ分析をする


これらは何を意味しているのか?同様にストレングス・ファインダーと照らし合わせてみます。

 

「最上志向」
誰しも「強み」を持っている。組織である以上は相乗効果を見出さなければならないと考えていたため、
少しでも多くの人の強みが活きるようにするため「任せる」ことによりモチベーションをあげるために、
小集団体制とし、
それぞれ各市場において責任をもたせた。

「活発性」
本来は矢面に立つことを好まないけれども、誰もやらないのであれば、僕がやるしかないと…
知識は走りながら補うためにも、戦略室に中小企業診断士の
資格をもつ社員をメンバーに加えた。

「着想」「戦略性」
新規事業の失敗はマーケティング理論からも難しい事を立証。
改めて会社をSWOT、PPM分析等を実施し社員が共通認識が持てる状態へ取り組む。
実は、これらマーケティング理論を用いた分析は過去になされていなかったので、
マーケティングに関心が強く勉強していたので自ら実施した。


当時、僕が作成した分析や今後について作成した資料の一部になります。

「未来志向」
先行優位性を確保するビジネスモデルである会社でありながら、新規事業の失敗により守りとなった。
それでも、今後においても、
先行優位性を確保するビジネスモデルでなければならないと信じ、
新規テーマ及びシーズとなる技術2つを立ち上げた

 

 

自分の人生の棚卸の重要性

 

過去に夢中になった実績(結果)と自己分析ツールである
ストレングスファインダーから導き出された「強み」と紐づけしました。

 

自己分析ツールでの「強み」と「過去の実績」を紐づけすることで、
自分自身の「強み」を明確化し、キーワードが抽出できます。

 

この作業により、例えば転職活動をする上での、
職務経歴書や履歴書等の書類作成、面接時における対策と成り得ます。

 

a5log

目次 1 書類作成はあなたが「伝えたい」こと書くのではない2 職務経歴書の書き方のポイント2.1 職務要約の書き方2.2…

 

また、40代の転職に限らず、転職活動をするのであれば必須のワークになります。


転職活動有無に限らず、

 

自分の人生の棚卸は、人生折り返し地点である40代において、
今後より自分らしく生きる(仕事をする)ためにも必須のワークです。

 

是非、あなたもチャレンジしみてください。

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