自己都合による転職
40代にもなると「転職」は基本避けたいと思うのは大多数の心理だと思います。
その理由としては、守るべき家族がいる。慣れ親しんだ環境から飛び出す怖さ等。
それでも、転職を希望する理由はなんでしょうか?
キャリアアップしたい、可能性にチャレンジしてみたい等のポジティブな理由よりは、
実はネガティブな理由がほとんどなのではないでしょうか?
給料が少ない
休みが少ない
ブラック企業で疲れた
人間関係に疲れた
やりたい仕事ができない
経営層がだらしがないことによる不安
会社の文化が合わないのに無理していた
40代なら政治に負けてしまったなどの理由もあるかもしれません。
これらの理由に対して人によっては、
「我慢すべきだ」「仕方ない」等の無責任な発言があるかもしれませんが、
本人からすると深刻な問題だったりします。
40代にもなると、転職はネガティブなイメージがつきまとうのが現実だとは思いますが、
本気で転職を考えるのならば、
自己都合による転職であるのならば、「なぜ転職したいのか?」は
自分の人生を棚卸して優先順位をつけた上で、現実と向き合った活動が必須です。
会社都合による転職
しかし、現実問題として、転職が自己都合ではなく、外部因子による厳しい現実もあります。
つまり会社都合により転職を強いられるケースが増えてきている事です。
あなたが持っているスマートフォンやPCは日本製ですか?
中国製品の台頭について記事を書きました。
10年前、PCや携帯電話等の購入時に日本ブランドの選択肢から検討していたと思います。
ですが、現在は日本ブランドと同等もしくはそれ以上に海外ブランドを検討する状態に。
さらには、日本ブランドから選択していたはずが、ブランド名のみで実態は日本企業ではない…
シャープは大きな話題になったのでご存知の方も多いと思いますが、
NECや富士通のノートPC事業もブランド名だけ残って中国企業の傘下です。
日本が誇っていた液晶ディスプレイ。
過去、日本にはTVやモニター等の液晶ディスプレイを開発製造していた会社は無数にありましたが、
現在は1社のみです。しかも、かなり苦戦を強いられている状態です。
そして、東芝がここまで落ちてしまうなんて誰が想像しましたか?
ところで、日本が誇る製造業に携わる人はどれ位いるのでしょうか?
(参照)www.jil.go.jp/kokunai/statistics/chart/html/g0005.html
独立行政法人労働政策研究・研修機構の2017年度産業別雇用者数によると
日本では5,819万人が職に就いております。
そして製造業に携わる人が1006万人。なんと17.3%も占めているのです。
その製造業はグローバル化の波で競争力を落としています。
No.2の卸売業・小売業においても、同様にインターネットの発達によって、
Amazonやインターネットにかかわらずともコストコをはじめとする
外資企業が私達の身近な存在となってきています。
製造業と卸売業・小売業の2つの業界を合わせると約2000万人。
少なくとも日本の雇用者数の約35%はグローバルの波に飲まれているのです。
これだけの激変な世の中で、あなたの会社は大丈夫と誰が保証してくれるのでしょうか?
実は40代の転職はあなたにとって他人事とは言えないのが現実なのです。
だからこそ、転職の選択肢を意識し、人生の棚卸しをするべきです。
リスクを意識し、今から少しずつ初められることを。
このような現実を踏まえた上で、あなたはどうすべきでしょうか?
現実から目を背け、
「なる様になる…」
「その時が来たら考える…」
これではリスク管理がなさすぎると言わざるを得ません。
最終的にはあなたに、そしてあなたの家族に迫ってくる問題なのです。
だからこそ、今、アクションしなければならないのです!
しかし、今の仕事で多くの時間を費やし、頑張る毎日。
なにかアクションするにも、目前に迫る危機がこないと、どうしてもモチベーションは上げづらいのが本音だと思います。
だからこそ、少ない労力であなたを支援してくれる、
転職支援サービス(エージェント)は有効活用すべきなのです。
転職に迫れらたとき、
「あなたの希望と企業の求人」がマッチングする可能性が非常に低い40代の転職。
例えば1ヶ月間、平日だけでも、1時間のテレビを我慢して、
・キャリアアドバイザーと話をする。
・人生の棚卸しをする(書類を作成する)
・本を読む。
これだけのアクションで、
新たな道へのマッチングの機会を増やし、
来る時、自身の市場価値を把握していることで、客観的な判断ができる状態
つまり、転職の成功率があげられるのです。
もしかすると転職ではなく独立の選択肢をもつかもしれません。
上記のリンクより、転職支援サービス(エージェント)をいくつか紹介しております。
また、転職支援サービス(エージェント)の選ぶポイントについても記載しておりますので参考にして登録をしスタートしてみてください。
本はあなたに刺激を与える意味でも読む必要がありますが、
まずは効率的にあなたに響く本を探す必要があります。
僕は本の要約サービス“filer“で毎日電車を待つ時間等の隙間に2冊読む習慣ができました。
さすがにこのペースで読むと自身の興味外の本も読むことになるのですが、
非常に刺激的です。オススメのサービスです。詳細は上記LINKから御覧ください。
あなたの転職活動が、あなたの笑顔に繋がることを心より応援いたします。