充実感と達成感
充実感と達成感、共に満足感を得られている状態を示しているので、似ているようですが、
「充実した人生を送る」と表現できますが、「達成した人生を送る」とは表現できません。
つまり、
・達成感は達成した結果（点）
・充実感は取り組んでいるプロセス（線）
例えば、過去に僕は富士登山にチャレンジしました。
※長男が5歳の時に8合目で日の出を見たときの写真。
「頂上まで登る」ことにより「達成感」が得られました。
しかし、登山に興味のなかった僕にとって喜びは瞬間的なものでした。
人によっては、登山の準備から「頂上まで登る」ことで達成感を得られ、
さらには数日後まで、「楽しかった日々」を思い返せる＝「充実した時間」を感じることができるのです。
もうひとつ、僕は毎日ブログを書き始めてから2ヶ月が過ぎました。
この取り組みは人によっては苦痛でしかないかもしれませんが、
僕にとっては楽ではないですが、充実感を感じています。
充実感を得られる目標にチャレンジした方が、達成した時、
「達成感」＋「充実感」＝ 非常に大きな喜びが得られる。
一方、充実感を感じないチャレンジに対して「達成」すれば「達成感」を感じることができますが、
「達成できなかった」時の精神面はキツイ状態なのは想像できますよね。
充実感を感じる源
人によって充実感を得られるプロセスは異なります。
よって、「このようにすればよい」と的確に指示アドバイスすることは誰もできません。
充実感を感じる源はあなたが生まれ持った「才能」なのです。
あなたは自身の才能を知っておくべきです。
なので、あなたの過去の人生を振り返ってみてください。
あなたが夢中になって、何度とフロー状態が得られたアクティビティは何でしたか？
学生時代～20代社会人～30代社会人～40代社会人
これらの人生で夢中になって取り組んでいたアクティビティを抽出してみませんか？
上記シートを使って、たくさんのあなたの充実したと感じた思い出を記載してみてください。
※「達成した結果」の項目がありますが、この箇所には必ず記載する必要はありません。
例えば、子供を授かった日々、楽器演奏に夢中になった、アイドルを追っかけていた等なんでもいいです。
様々な自己分析ツールがありますが、
取り組むことは大変な作業でもあり、費用がかかるケースも多々あります。
しかし、過去に夢中になって取り組んだアクティビティを思い出し、
にやけ顔で抽出するのは比較的容易な作業です。
あなたが夢中になれた「実績」こそが、あなたの才能の結果です。
そして、あなたの「強み」なのです。
あなた自身のマーケティング
あなたが抽出したアクティビティに仕事の内容はありましたか？
仕事は人生の1/3以上の時間を費やします。
充実した仕事と感じられるのなら幸せな事ですよね。
もし仕事関連が少ない場合はちょっと考えてみましょう。
特に製造業や卸売業・小売業に携わっているのでしたら、
目に見える形で変革を強いられています。しかし、変革出来ずの企業が多数なのが実態です。
充実しているとは思えず、リスクを抱えている会社勤めは望ましくないですよね？
あなたの仕事人生、40代は折り返し地点です。
まだ成熟ではありません。
40代、これからがあなたが「あなたらしい仕事」をする後半戦のスタート。
企業がマーケティングをするのは当たり前ですが、
あなた自身をマーケティングしていますか？
例えば、あなたの会社内でのポジショニングは？
会社から一歩出たときのポジショニングは？
これから予測不可能な世の中で求められる人はどんな人？
その解を知っていれば、そこに向かえばいいのですが、
ほとんどの方がわからず模索している。模索すらしていない人もいる。
考えることも大切ですが、どうせなら動きながら考えてみませんか？
動くことで当初想定していた以上の様々な気付きがられます。
まずは、自分の人生の棚卸からスタートです！
自分の人生の棚卸は大変な作業です。
なので、すでにあなたの人生にける充実感を感じた良い思い出を振り返りながら抽出し
「強み」を再確認しておくことからはじめてみることをオススメします。
自分の人生の棚卸をした後に、
現職でのあなたの人生に充実感を得られるのか？
現職の5年後、10年後のビジョンに共感できますか？
得られない可能性が高いのであれば、
転職や独立の選択肢も視野にいれた活動を開始する事をオススメします。
是非、自分の人生の棚卸を進めてみてください！
あなた自身の「強み」の理解を深めることで、現状の改善、
40代の転職においても有効な手段です。